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民法売買・契約不適合責任難易度:難問2022年

売買契約の売主の権利移転義務に関して、次のうち正しいのはどれか。

ア売主は、売買代金の受領前であれば所有権移転登記を拒絶できる
イ売主は、目的物の所有権を買主に移転する義務を負う(民法555条・560条)✓ 正解
ウ売主が権利移転義務を果たせない場合、買主は契約を取り消せる
エ売主の権利移転義務は特約がない限り、登記移転まで含まない

解説

売主さんは、売買契約で約束した権利(例えば、物の所有権など)を、買主さんにきちんと移す義務があります。もしこの義務を果たせない場合、買主さんは損害賠償を請求したり、契約を解除したりできます。(参考:民法560条)

✕ ア代金受領前でも登記移転を拒絶することは原則できないので誤り
○ イ売主は目的物の所有権を買主に移転する義務を負うので正しい
✕ ウ権利移転ができない場合は取消しではなく解除・損害賠償が可能なので誤り
✕ エ権利移転義務には登記移転も含まれるので誤り

⚠ 引っかけポイント

権利移転義務:売主の中心的義務。履行不能→解除・損害賠償(取消しではない)

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