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民法売買・契約不適合責任難易度:応用2023年

手付に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

ア売買契約における手付は、常に違約手付として機能する
イ売主が手付解除をする場合、受領した手付と同額を加えた倍額を返還する必要がある
ウ手付解除は、相手方が履行に着手する前であれば、いつでも行使できる✓ 正解
エ手付は支払った時点で売主のものとなり、返還されることはない

解説

契約の際に渡した手付金を使って契約をキャンセルできるのは、相手が契約を実行し始めるまでです。買う人は手付金を諦めればキャンセルでき、売る人は手付金の2倍の金額を実際に渡そうとすればキャンセルできます。なぜなら、口で言うだけでは相手に迷惑がかかるからです。

✕ ア手付は常に違約手付として機能するわけではなく解約手付が原則なので誤り
✕ イ売主の手付解除は受領した手付の倍額ではなく倍額を現実に提供する必要なので誤り
○ ウ相手方が履行に着手する前であれば手付解除が行使できるので正しい
✕ エ手付は原則として解約手付なので返還されることもあるので誤り

⚠ 引っかけポイント

手付解除は「相手方が履行に着手する前」まで。着手後は解除不可

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