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民法物権変動・対抗要件難易度:応用2020年

次のうち、「登記なしに第三者に対抗できる」場合として正しいのはどれか。

ア売買による所有権取得を、先に登記した第三者に対抗する場合
イ時効取得後、時効完成前に登場した第三者に対抗する場合
ウ相続による所有権取得を、第三者に対抗する場合✓ 正解
エ贈与による所有権取得を、登記前に第三者が登記した場合に対抗する場合

解説

登記がなくても「自分のものだ」と主張できる主なケースは二つあります。一つは不動産を相続で手に入れた場合で、もう一つは、長年住み続けて自分のものになった「時効取得」で、時効が完成したときに他に権利を主張する人がいなかった場合です。しかし、売買や贈与、または時効完成前に権利を主張する人がいた場合は、登記がないと主張できません。

✕ ア売買による所有権取得は先に登記した第三者に対抗できないので誤り
✕ イ時効取得後に時効完成前に登場した第三者には登記が必要なので誤り
○ ウ相続による所有権取得は登記なしに第三者に対抗できるので正しい
✕ エ贈与による所有権取得は第三者が先に登記した場合に対抗できないので誤り

⚠ 引っかけポイント

相続→登記不要。売買・贈与・時効(完成前第三者)→登記必要

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