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民法物権変動・対抗要件難易度:応用2022年

仮登記がなされている不動産を購入した買主は、仮登記権利者が本登記を完了した場合、どのような立場に置かれるか。

ア仮登記は予備的な登記であり、本登記が完了しても買主の所有権は維持される
イ仮登記の本登記は、仮登記の順位が遡及して認められるため、本登記後の買主は対抗できない✓ 正解
ウ買主が善意無過失なら仮登記に優先できる
エ仮登記の本登記は、完了した日から効力を生じるので、それ以前の買主は保護される

解説

「仮登記」をしておくと、後で正式な「本登記」をしたときに、その登記の順番が仮登記をした時点までさかのぼって優先されます。そのため、仮登記の後にその不動産を買って登記した人がいても、仮登記をしていた人が本登記をすれば、その人より優先され、「自分のものだ」と主張できなくなります。

✕ ア仮登記が本登記になると順位が遡及するので買主の所有権は維持されないので誤り
○ イ仮登記の本登記は順位が遡及し仮登記後の買主は対抗できないので正しい
✕ ウ仮登記後の買主が善意無過失でも仮登記権利者の本登記に優先できないので誤り
✕ エ仮登記の本登記は完了日からではなく仮登記時点に遡及して効力が生じるので誤り

⚠ 引っかけポイント

仮登記→本登記で順位が遡及。仮登記後の取得者は負ける

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