背信的悪意者とは、単に物権変動を知っているだけでなく、登記の欠缺(けんけつ)を主張することが信義則に反する事情がある悪意者であり、このような者には登記なしで対抗できる。
解説
不動産の権利が変わったことを知っているだけでなく、そのことを利用して、相手を裏切るようなひどいやり方で自分の権利を主張する人を「背信的悪意者」と言います。ただ権利が変わったことを知っているだけの人には、登記がないと自分の権利を主張できませんが、「背信的悪意者」には、登記がなくても自分の権利を主張できます。これは、あまりにもひどいやり方で権利を主張するのは、お互いに信頼し合うべきというルールに反するからです。
⚠ 引っかけポイント
悪意者≠背信的悪意者。背信的悪意者のみ登記なしで対抗可