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民法時効難易度:難問2023年

取得時効に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

ア占有を開始した時に善意無過失であれば、その後悪意になっても10年で時効取得できる
イ時効取得した者は、登記なしに所有権を取得し第三者にも対抗できる✓ 正解
ウ取得時効が完成した後に登記されていない間に第三者が登記を備えた場合、時効取得者は第三者に対抗できない
エ他人の土地を自己の所有地と信じて占有した場合、錯誤の占有も取得時効の対象となる

解説

他人の土地などを時効で自分の物にした場合、時効が成立する前に現れた第三者には、登記がなくても「これは私の物だ」と主張できます。なぜなら、時効が成立すると、最初から自分の物だったとみなされるからです。しかし、時効が成立した後に現れた第三者には、登記がないと自分の権利を主張できません。

✕ ア占有開始時に善意無過失なら後に悪意になっても10年で時効取得できるので正しい
○ イ時効取得後も登記なしでは第三者に対抗できない場合があるので誤り
✕ ウ時効完成後に登記した第三者には登記なしで対抗できないので正しい
✕ エ錯誤の占有も所有の意思があれば取得時効の対象となるので正しい

⚠ 引っかけポイント

時効完成前の第三者→登記不要。時効完成後の第三者→登記必要

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