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民法代理難易度:難問2022年

利益相反行為に関する次の記述のうち、正しいのはどれか。

ア成年後見人が被後見人の財産を自分に贈与する行為は、本人の同意があれば有効
イ親権者が未成年の子の財産を自分の利益のために使用する行為は、利益相反行為として特別代理人が必要✓ 正解
ウ利益相反行為は、代理人が本人より利益を得る行為のみを指し、損害を与える行為は含まない
エ利益相反行為に当たるかは、代理人の主観的意図で判断する

解説

親権者と未成年の子、または後見人とその世話を受ける人(被後見人)の間で、一方には得になるけれど、もう一方には損になるような契約や行動を「利益相反行為」と言います。このような場合は、本人を守るために、特別な代理人や後見監督人という別の人が必要になります。これは、代理人が自分の利益を優先してしまう可能性があるため、本人の同意だけでは不十分だからです。

✕ ア本人の同意があっても利益相反行為には特別代理人が必要なので誤り
○ イ親権者と子の利益相反行為には特別代理人が必要なので正しい
✕ ウ利益相反は損害を与える行為も含み主観ではなく客観的に判断するので誤り
✕ エ代理人の主観的意図ではなく客観的に判断するので誤り

⚠ 引っかけポイント

利益相反は客観的判断。特別代理人が必要。本人同意では不可

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