宅建FastPass無料で始める
民法意思表示難易度:難問2020年

AがBに詐欺を受けてBに土地を売却した。その後、BがCに転売し、CはDに再転売した。CとDがともに善意無過失の場合、AはBCD誰に対して詐欺取消しを主張できるか。

アB・C・Dすべてに対抗できる
イBとCには対抗できるが、Dには対抗できない
ウBには対抗できるが、善意無過失のC・Dには対抗できない✓ 正解
エすべてに対抗できない

解説

詐欺で契約を取り消しても、そのことを「詐欺だと知らず、かつ知るべきでもなかった第三者」には主張できません(参考:民法96条3項)。ただし、詐欺をした本人(加害者B)は「第三者」には含まれないので、Bに対しては契約を取り消したことを主張できます。もしCやDが詐欺だと知らず、知るべきでもなかった第三者であれば、彼らは法律で守られます。

✕ アC・Dが善意無過失なら詐欺取消しを対抗できないので誤り
✕ イBには対抗できるが善意無過失のCには対抗できないので誤り
○ ウ詐欺行為者Bに対抗でき善意無過失のC・Dに対抗できないので正しい
✕ エBには詐欺取消しを対抗できるので誤り

⚠ 引っかけポイント

詐欺当事者Bは「第三者」ではない。善意無過失のCとDは保護される

この問題の続きをやってみる

宅建FastPass

AIが今あなたに最も必要な問題を選んで出題。
5問/日 無料 · 全568問

無料で始める →

同じ論点の問題

難易度:応用2023年

意思表示に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

難易度:難問2021年

AとBが通謀してAB間の土地売買を仮装した(虚偽表示)。その後BがCに転売し、CはさらにDに転売した。DがAB間の虚偽表示について善意の場合、AはDに対して虚偽…

難易度:応用2022年

錯誤による意思表示の取消しは、取消しの要件を満たしていれば、表意者に重大な過失があった場合でも常に取り消すことができる。

難易度:応用

次のうち、意思表示が「無効」(取消可能ではなく当初から無効)となるケースはどれか。