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民法意思表示難易度:応用2023年

意思表示に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

ア心裡留保による意思表示は、相手方が悪意の場合でも有効である
イ虚偽表示による意思表示は無効であり、善意の第三者にも対抗できる
ウ詐欺による意思表示の取消しは、善意かつ無過失の第三者に対抗できない✓ 正解
エ強迫による意思表示の取消しは、善意の第三者に対抗できない

解説

詐欺で契約を取り消しても、そのことを「詐欺だと知らず、かつ知るべきでもなかった第三者」には主張できません(参考:民法96条3項)。「心裡留保」(本心と違うことを言う)は相手が知っていたり知るべきだった場合は無効、「虚偽表示」(相手と通じてウソの契約をする)はウソを知らない第三者には主張できません。しかし、「強迫」(脅されて契約する)の場合は、第三者が知っていたかどうかに関わらず、いつでも契約を取り消すことができます。

✕ ア心裡留保は相手方が悪意の場合は無効なので誤り
✕ イ虚偽表示は善意の第三者に対抗できないので誤り
○ ウ詐欺取消しは善意無過失の第三者に対抗できないので正しい
✕ エ強迫取消しは善意の第三者にも対抗できるので誤り

⚠ 引っかけポイント

詐欺=善意かつ無過失の第三者に対抗不可。強迫=善意でも対抗可能

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