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民法抵当権難易度:超難2023年

法定地上権の成立要件として次のうち「すべて」満たす必要があるものはどれか。

ア抵当権設定時に土地と建物が存在・同一人所有・競売で異なる者が取得✓ 正解
イ抵当権設定時に土地のみに抵当権・同一人所有・競売後に建物が建築
ウ抵当権設定時に建物が存在・同一人所有でなくても可・競売で異なる者が取得
エ抵当権設定時に土地と建物が存在・同一人所有でなくても可・競売で同一者が取得

解説

「法定地上権」とは、土地と建物の持ち主が競売で別々になったときに、建物の持ち主が土地を使える権利のことです。この権利が認められるには、①抵当権を設定したときに、すでに土地の上に建物があり、②その土地と建物が同じ人の持ち物だったこと、③競売の結果、土地と建物の持ち主が別々になったこと、の3つの条件がすべて必要です。もし抵当権を設定した後に建物が建てられた場合は、この権利は認められません。

○ ア設定時に土地と建物が存在・同一人所有・競売で異なる者が取得の3要件を満たすので正しい
✕ イ設定時に土地のみでは法定地上権の要件を満たさないので誤り
✕ ウ同一人所有でなくても可とするのは誤りなので誤り
✕ エ競売で同一者が取得した場合は別人所有要件を満たさないので誤り

⚠ 引っかけポイント

法定地上権:設定時に建物存在・同一人所有・競売後に別人所有の3要件

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