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民法抵当権難易度:難問2023年

抵当権に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

ア抵当権者は、被担保債権が弁済されても抵当権を保持し続けることができる
イ抵当権は、被担保債権の移転に伴い移転する(随伴性)✓ 正解
ウ抵当権の物上代位を行使するためには、差押えは不要である
エ抵当権設定後に建物が建築された場合でも、法定地上権が成立する

解説

借金の担保として土地などに設定する「抵当権」には、いくつかの特徴があります。まず「随伴性」とは、借金が他の人に移れば、抵当権も一緒に移っていくことです。次に「付従性」とは、借金が返済されてなくなれば、抵当権も一緒になくなることです。また「物上代位」とは、抵当に入れた物が火事などで保険金になった場合、その保険金を他の人が勝手に使わないように差し押さえることで、抵当権の効力を及ぼすことです。最後に「法定地上権」は、抵当権を設定した時に、すでにその土地の上に建物があった場合にだけ成立する権利です。

✕ ア被担保債権弁済で抵当権は消滅する付従性があるので誤り
○ イ被担保債権移転に伴い抵当権も移転する随伴性があるので正しい
✕ ウ物上代位行使には差押えが必要なので誤り
✕ エ法定地上権は設定時に建物が存在する場合のみ成立するので誤り

⚠ 引っかけポイント

物上代位には差押えが必要。法定地上権は設定時に建物の存在が必要

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