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民法抵当権難易度:超難2021年

AがBに対して1000万円を貸し付け、BはA名義の抵当権をB所有の土地(更地)に設定した。その後BがCから建物を購入し、その土地に建物が建てられた後にAが抵当権を実行した。法定地上権は成立するか。

ア成立する。抵当権実行時に建物が存在するため
イ成立しない。抵当権設定時に土地上に建物が存在していなかったため✓ 正解
ウ成立する。建物の所有者が土地所有者と同一であれば常に成立する
エ成立しない。建物は抵当権設定後に建てられているため常に除外される

解説

法律で自動的に土地を使う権利(法定地上権)が認められるには、3つの条件が必要です。それは、①借金の担保として土地に抵当権を設定した時に、すでにその土地の上に建物があったこと、②その時に土地と建物の持ち主が同じだったこと、③そして、借金が返済されずに土地が競売にかけられた結果、土地と建物の持ち主が別々になることです。もし、最初の「抵当権設定時に建物があった」という条件を満たさなければ、この権利は認められません。

✕ ア実行時ではなく設定時に建物が存在することが必要なので誤り
○ イ設定時に土地上に建物がなければ法定地上権は成立しないので正しい
✕ ウ建物所有者が同一でも設定時建物なしなら成立しないので誤り
✕ エ後で建てた建物は設定時建物なしで除外されるが常にではないので誤り

⚠ 引っかけポイント

法定地上権は「抵当権設定時」に建物が存在することが必須。実行時ではない

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